晴れときどき猫

~ 平成貧脚浪漫譚 ~

ハルヒル3 本編

ブラブラしていると沢山の人と会う朝。
まだ来ないはやとさん。
そして、ほとばしる鼻水。



お待たせー、と言わんばかりに到着したはやとさん。
元気そう。

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気が付けばスタートまでの大名行列

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このヒートには日向涼子さんがゲスト。
皆して鼻の下伸ばしてたんじゃないかなぁ。


あれこれ話をして今日はどんな感じと訪ねると、「淡々と走る」との事でしたので、私の中の何かがハズれました。

あれだけわちゃわちゃ言っておきながら・・・

そう、それじゃ「勝負」じゃなくて「記録会」で「何時でもできる」じゃないか、てね。


でも、私も初心者だし何より初めてのレースは雰囲気も勿論、流れも勉強したいので自分に専念すると共に、自分なりの協調をしました。


「そうだよな、キャノボ後じゃ活力もないもんな。」


何を協調って、その場にいた物だけが時を見た。
http://hatoya406.blog.fc2.com/blog-entry-11.html
詳しい内容はこちらへ。
度々お世話になる、はやとさんのブログ。


前半に体力を使ってしまい、榛名神社迄には脚が残ってませんでした。
そして神社コース終点手前でボトルに手を取り給水すると、目の前の人がよろけて減速し、はすりそうになりボトルを落としてしまう。

そんな事はどうでも良いと思いつつ、これが原因で水分不足に陥りパワーダウン。
ましてや無意味に「どろり濃厚プロテイン」を落としてしまったものですから、尚更喉が渇きました。

給水場所に来ると、藁をもすがる気持ちで一杯。
上手い!もう一杯!

「彼はうまくいったかな?」

そんな事を思いつつ、ゼーハーゼーハー登って行くと「ゴールですよ!」の声でスプリントをかけはぐっているのを覚った。

ペダルを2、3漕ぎしたスプリント。

なんとも腑抜けなスプリントだ事か。
あの時、ボトルを落としたのが悔やまれる。

計測機を通過すると、その悔しさからかマジ泣きをしていたのでした。


記録は49分06秒821
途中からの読み通り50分切りは成功したけど、目標の45分には届かなかった。
/(^o^)\ナンテコッタ


それにしても、やはりレースは楽しい。
学生時代に戻ったような感覚です。

でも、体は正直なもので鏡を見ればシワはできて老けたし、回復も気持ち遅くなった31歳の夏。

自転車を初めて2年間の何かを釘うち、何かが始まった気がしました。
もう「レースは」初心者って言えないね。


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ゴールではやとさんに合流して、会場の流れの勉強をシレッとさせて貰いました。
その間に、知り合いの方や、のっちさんとお会いしたり、私の黎明期を支えてくれたイガさんにお会いしてその間は言葉に表せない何かで包まれてました。


さて下山。

ボトルを落としてしまった為か、景気付けに飲み慣れない甘酒を飲んでしまったのが原因か、不運にもゲロゲロとグロッキーになってしまう。
最後の休憩場所で1吐きしてスッキリし、水を頂いて回復。
ご迷惑をお掛けしました。
でも、これだけは言わせてください。
「本当に駄目であったなら自走はせず、回収車等をお願いしてます。」

会場に着くと一目散に木陰へ横になりに行きました。
小一時間仮眠をすると体は回復、ただし胃は荒れていた。

心配したはやとさんが労いで車で送ってくれるそうだが、流石に悪いのとメールでは伝わらないだろうから顔を向けて断りをしよう。
そう思って待ち合わせの場所へ向かいました。

目の前にはやとさんを見付け漕いでいくと


パキッバキッカラガラ・・・



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何かの虫の音か、リアディレーラーがお亡くなりになり自走不可になった。
(ボトル落としてて良かったぁ・・・)

それでもクリートを外して歩いて帰ろうと思っていると、「結局それじゃ無理だろう」と言う事で素直にトランポをお願いしました。

やはり、持つべき物は友なんだなと思った瞬間でした。
そんな気持ちも10年ぶりだろうか、社会に出てからは尚更人と間合いを取っていたから。 。


それにしても、どうしたものか。
チャリ買って1週間目に彼女に会いに走ったり、お年玉挙げて金欠でも何処か行きたくて寝ないで走ったり。
知らずに山に惹かれ諏訪湖まで往復したり、挙げ句の果てにはカバン付けて御使いしたり。
2年間が20年間の様に思える。


壊れた自転車を降ろして感謝と車を見送り、家へ向かった。

そんな3年目の初夏の一駒。



凡てを知るのは榛名山に置いてきたボトルなのだろうか。


平成貧脚浪漫譚~終わり~