晴れときどき猫

~ 平成貧脚浪漫譚 ~

42時間の日曜日 (中仙道ショートキャノン後編)

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朝ポタから帰り、勢いで始めてしまったショートキャノン。
ろくな準備もないが、推し進めて行くと去年よりも良いペース。
はたして成功するのだろうか。。



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9:35
無事に新和田トンネルに到着して、トイレ休憩も無事に終わり通過する。
この時期は山を登るとトイレに行きたくなる。
勾配よりも膀胱のがキツイ、悲しいね…

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通行料は50円。
有料道路は今回で3度目、初めて通ったのもここで、前回は鴨川有料道路
自転車で有料道路を走るのは何度通ってもワクワクする。

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途中にある標識は可愛らしい絵で思わず目が行きやすい。

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9:49
最高標高1373m
あれ、ここまでこんなに短かったっけ…?
15分もしないでトンネルまで来てしまった。

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さぁ、車のいない間に抜けてしまおう!

トンネル内部は下り坂、路面は湿気っているのと、路肩は荒れているので滑らさないように、慎重に。
幸いにも車は来なかった。

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9:56
長いトンネルをハラハラしながら、眩しい日射しの出口を抜けると少し気温が上がっているのか暑かった。
諏訪側は標高が1,333m、40m低い。

トンネルより先は勾配が増すので速度が出る。
去年はここで路面にやられてスマホが飛んでいったんだっけ…
そんな諏訪湖まで最後の下り坂だ。

夢中になって降ると二又に出くわすが、今回は左(20号)へ進む。
すると直ぐに人里に降り、諏訪湖が見えてくる。
そうこうしていると諏訪湖に到着。
10:05 ぴったり12時間であった。

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わーい⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

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諏訪大社も訪問。
知り合いのみんなの怪我や病気が良くなりますように…

あちこちを探索してしまい、肝心の折り返し地点である上諏訪駅を忘れる。

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と言うわけで。
今みたらヘソが出てる…
写真の後は諏訪湖外周を少し散歩。
ヒルさんボートが沢山有りました。
(乗ろうと思ったが親子ずれの目が痛かった)

そう言えば、諏訪湖で美味しいお店をリサーチしてなかった…
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仕方がないので、ソフトクリーム⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
リンゴは美味しかった!

土産物も一生懸命物色するが美味しそうな物に出会えず買わずに終わる。
そんなこんな滞在時間2時間で満喫してきました。

さて、今回私にとってはここからが本番。
去年のお盆に中仙道キャノンで岐阜まで行った時、帰りも走ったのだが、ここ諏訪湖まで走ったものの機材の限界で下諏訪駅から立川駅まで輪行して、また自走で家まで帰った。
なので、ここ諏訪湖から地元まで是非とも自走したい!
今回その夢が叶うのである。


折り返しのスタートは12時。
目の前のセブンでお握りを2つ買って出発する時に声を掛けられた。
ジャージに埼玉と書いてあるので縁があったりする人にはおっ!となるらしい。
実は今回もちょこちょこと声をかけられている。
そして、大概の人は「えっ!?」と言う反応をする。
(ロード海では結構いるのだが…)


さて12:00だ、出発する。
来た道を戻るだけの復路だが、厄介なことがある。
前編にもちょこっと書いたが、実は道が悪い。
路肩はボロボロだったり、すり付けが宜しくなかったりいろいろと気を使う部分が出てくる。
よりによって疲れているところでそんな道を通る。
また、内山トンネル付近ではコンクリート舗装に逆バンクに近いカーブ等もある。
上りでは大した事ないこれらが下りではどう作用するか。。。


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12:20
御柱木落し坂、ここが祭りで大木に股がり降っていく丘だ。
向かう最中に全然目に入らなかったが、帰り道に拝むことができた。

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12:35
水戸浪士の墓。
簡単に説明すると古仙場と、戦死した人の墓がある。
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そんな古の息吹を感じているとハイカーに声を掛けられた。
これを書いている今でもその顔を忘れられない。

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水戸浪士の墓を過ぎ、少しばかし走ったところで見付けた。
古い基礎に見えるが、餅屋でもあったのだろうか。
その場で調べてみたものの、資料が出てこなかった。

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またしても標識が可愛い。

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13:00
上り側からは標識が隠れてしまっているので、下り側から撮影。
一時間ばかしで一里塚まで到達。
一里塚と言っても一里塚跡なので一里塚は無い。
画像左の谷を下ると沢が有るのだが、そこに古の中仙道がある。
道路上から良く良く観察するも、やはり塚はなかった。

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13:08
西餅屋茶屋跡
やはり、上りでも丁度良いところに有る茶屋跡。

そして、勢い余って和田峠へ車体を滑らせてしまう。
ワクワクしながら142号の分岐点を突破し、傾斜がどんどん大きくなる坂を上って行く。
暫くすると路面が酷いと言うもんじゃない状態に陥る。
表層が剥げ、走る場所を選ばないと上手く走れない状態だった。
はっきり言って有間峠より酷いんじゃないだろうか。
これが往路で降っていたらと考えると、とてもおぞましくて想像もしたくなくなる。
間では工事をやっていたので、ちょっとした片側交互通行があった。

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13:23 和田トンネルに到着。
85年近い年月の構造物で大変に貫禄があった。
ここは旧中仙道では最高標高であり、ヘソだと思う。
なぜヘソなのかと言えば、ここは中央分水界なのだ。
峠の北側は千曲川を経る信濃川水系で水は日本海に注ぎ、峠の南側は諏訪湖を経る天竜川水系で水は太平洋に注いでいる。

また、この上も新和田トンネル同様古中仙道が通っているようだが見えるわけもなく。
疲れていた為か、古道に行って道標を撮って来ればよかったのに忘れていた。


この後は順調に下り、朽ちた大衆食堂を過ぎると和田峠も終わり新和田トンネルからの道と合流し142号へ出る。
東餅屋跡も通過、気が付くと速度も恐ろしい数字を記録していた。

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14:45
気が付けば佐久市に到着していた。
帰りは下っている分、速く進む。

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14:56
行きで休んだ自販機でまた休む。
さぁ、少し走ればまた上りが待っている、足に力をいれ15時過ぎに内山峡を通過して自販機で小休憩。
最近は高ケイデンスや高負荷トレーニングをしていないので、めっきり上りが出来なくなったなぁと痛感。
それでも上りは大好きなのだけど。

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16:20
日が暮れる前に内山に到達できた。
埼玉側はもやっていたのでまた寒くなる。
まるで今朝とは反対だ。

そして、参ったことに活きの良いトラックに煽られるので道を譲るが、譲ったとたんに大人しくなるトラック。
全く良い年して…

ここでも工事をやっていた為、片側交互通行があった。

そしてとあるトンネルで悲劇が起こる。
(大したことではなかったが)
トンネル内部はコンクリート舗装、濡れていてコントロールがシビアだった。
右へカーブしているところでフロントの荷重が逃げてしまいアンダーを起こして壁へ激突しそうになった。
寸前でグリップを回復させて回避できたものも、ヒヤッとした瞬間だった。
まもなくロード歴一年で初めてのアクシデントだった。

その後、トンネルを抜けた後、暫く走った左カーブだったが、同じくアンダーが出てしまい曲がり損ねそうになったりしたので、少しスポークのテンションを見た方がよさそうだ。
と言うのも、走ってる最中にパキパキ音とがしたり、乗り味が変わったりしたのもあった。
やはり中古のホイールはダメだ。


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17:10
里に降り、ふぅと一息をつくと富岡市へ突入。
ここまで来ると半分を過ぎたも同然だ。
もう少し、もう少しだとペダルに力を入れる。

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17:52 セーブオンで燃料補給。
やっぱり炭酸は旨い。
その後は254号を順調に進み17号に入り本庄市へ。


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19:11
昨晩お世話になった後楽園を通過する。
ラーメンよりも早く帰りたい‼

まもなく熊谷、どんどん元気が出て来て足には力が増して入る。
この辺りになると流石にいろいろな車が出てくる。
良く見ないで出てこようとする車にぶつかりそうになったりと、それはいろいろ。
こんなのは日常、都心部を走っていると良く有ることだ。

そして鴻巣付近で道を間違える。
164号に
入り旧中仙道を辿りたかったのだが間違えてまた17号に出てしまう。
その後、無事に164号に入る。

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21:01
見慣れた景色に心が踊る。
まもなくゴールだ。

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21:03
スタートに戻りゴール。
この旅がやっと終わった。

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今回の岐路。
390kmを23時間58分でゴール。
なんともいい感じだ。

でもって、日曜日の朝6時に起きてから連続起床時間が39時間で、昼間のポタリングも含めた距離は505kmと自己新記録だった。
いつの間にか500kmランナーになってたわ…

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帰りに牛丼買って行きましたとさ、でめたしでめたし。


今回はきっちり予算を計算すると5630円なり!
これにほうとう、かき氷を加えていたら7500円か?
朝昼晩×2回で1食1000円前後と捉えると安上がりか?
1番は水分。ポカリや水で、これは避けられない出費。
次いで補給食だが、ガーミンのカロリー表示は充てにならないことが分かったし、今回のルートでは500円は削減できそうだが、天候によっては熱中症対策で氷を買ったりもすればこのぐらいの値段になるだろうか。
去年岐阜まで行った時なんて往路で1.7万円も使ってたもんなぁ…