晴れときどき猫

~ 平成街道貧脚浪漫譚 ~

チェーンリングとショップ

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6月の暮れ、通勤用のママチャリをドロップハンドルにして遊んでいた。
ランドナーだよっ‼なんて言いながらね。
予算は今年の3月にセールで1,7万円で購入して、ハンドル回りはこれも1,8万で済み合計3,5万で出来上がった。
本体の他に、ヘルメットだ鞄だ何だと買えば8~10万はするだろうが、本体が安くすめば越したことにない。
それも、気楽に乗り換えられるママチャリだ。
予算は1,5万円浮いたので他に何かしようと考えていた事だった。

時は7月。
ネットを眺めていると、古いクランクアームだけど1000円で販売していた。
思わず飛び付きママチャリに取り付けるも、やはり歯が少なく直ぐに天上に達してしまう。
これなら買わなくとも良かったかな。
そう後悔もしたが、アームを見ると5つ穴が開いている。
PCDを測ると130…

そう言えば、地元に昔からロードショップがある。
今まで専門店と言うと、敷居が高いと言う勝手な先入観で通いづらかったのだが、何故かその時ばかしはスッと足を運んでいた。

「いらっしゃい」と外で整備をしている店員さんがにこやかに声を掛けてくれるも、忙しそうにまた整備に没頭する。
「こんにちは」と軽く挨拶をして店に入り、一先ず目当てのチェーンリングを探す。
が、何故か気が付けばロードの方へ目移りしていた。

その中にコルナゴがあった。
それもピエールローランもツールで乗っていたM10だ。
それにこっちはアルミのフレームでも良く走ると言うストラーダSLも置いてある。

実は前にも中古で買ったコルナゴを持っていた。
と言ってもスポーツ走行はせずに通勤+カジュアル乗り程度だったが。
だがある日、仕事の際中に盗難にあった。
それ以来、スポーツ車には乗っていない。
コルナゴが好き、何故か?
幼少期にお爺ちゃんが自転車はコルナゴが良いよと言っていたからだ。
ただ、それだけでコルナゴが好きであった。
クローバーのマークもかわいいしね。
ただ、そこで終わっていた。
遠くへは車やバイクなんかで行けてしまう訳で、わざわざ高い自転車を買う、時間を割いて移動に時間をかけるなんて考えられなかった。
日々の通勤で自転車に乗っていたので尚更だった。
そう、この時までは…

ボーッと眺めていると「何かお探しですか?」と声を掛けられ、我に帰りチェーンリングを買いに来たことを伝えると、急かさず案内してくれた。
PCD130でガードに収まるサイズがいい、そんなこんなで48Tを探していたら見付けた。
レジに持っていくと、「いつのか分からないからまけてやるよ‼」と言われ値引きをしてくれた。
このご時世、そんな事をしてくれる店などそうそう無いのだが…それも一見なのに。
間違いがない様にPCDのサイズと使用目的を聞かれて、ママチャリに付けるのでと答えると唖然とされる。
こちらもいろいろと恥ずかしかったのでそそくさと店を後にしてしまった。

帰宅して早速取り付けると、上手い具合にチェーンカバーとのクリアランスも取れていい感じに仕上がった。
走ってみても程よい加速感もあり、通勤がこれでまた一つ楽になった。
使って一週間だろうか、帰宅途中でクランクから「カキッ」と妙な音がしたので見てみると、アームの取り付けた箇所が割れていた。
仕方がないので、寂しいが元のアームに戻す。
つまらないなぁと思いつつ組むと、これにも穴が空いていた。
急かさずPCDを測ると110だった。
使っていたリングは流用できないが、これもリングが取り付けられる。
今月はお小遣いが無かった為に、今度はAmazonでタイオガのリングを購入した。
ホームセンターでボルトを買ってそうそう取り付ける。
やっぱり良い感じだ。
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14日、バーテープを買いにまたショップへ行く。
この日は雨だったがママチャリランドナーで。

入店すると店長とお客さんが会話していた。
邪魔するのも…と思いそそくさとバーテープを手に取り、次いでに650Bのホイールも無いかなと眺める。
すると、「おい、あれどうやった?」と勢い良く飛んで来る声。
あれとはなんだろう。
思わずでビックリするも、チェーンリングと分かりただ取り付けた事を話す。
切り替えは?と聞かれるも、アウターの切り替えは考えてなかったので、そのままなのも教えた。
何やら所ジョージの世田谷ベースのようだと評価してくださり嬉しかった。
販売しているママチャリに販売しているパーツを付けただけだけど。。(笑)

650のホイールは無かった。
やはり、ネットで検索を掛けても販売してないだけあって巷でもまず扱いは無いようだ。
仮に手組で出来たとしても、出先でのパンクやらの運用面を考えると現実的ではない。
素人の貧乏人は、このまま26インチで頑張るしかなかった。

「因みに、ロードは乗らないの?」と言われる…
いや、ロードは確かに面白そうだ、いや面白いだろう。
まだ、面白いけどとどまりでいた。
次いでならこの機会に乗らない?等々言われるも、恥ずかしい話だがまず貧乏人なので予算がなかった。

ロード、ロードねぇ。
乗りたい。