晴れときどき猫

~ 平成街道貧脚浪漫譚 ~

シマノ R-8000 アルテグラ

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「なぁ、いい加減コンポ変えないか?」
ある日ふらっとショップへ立ち寄ると、ヘタッた車体を目に止めた店長に声を掛けられたのが、それの発端だった。

新型アルテグラが発表されて約1ヶ月。
世の殿方はボーナスも出る人もいるであろう。
シマノも売り上げを上げたいのであろう…
この度ツール・ド・フランスアルテグラスプロケットが使われたことで、古くからの「シマノ600だしツーリングこんぽだろ」と言う呪われた呪縛から解放された感があるアルテヅラさん。


ショップに展示されていた新型アルテグラを手に取り、その質感を体験する。
値段もそれなりに手が届く価格だ。

今使っているのは5800の105、去年コルナゴの車体を買った時に付いていたのを、フレームを載せ変え、ホイールを履き替え、気が付けば走行距離は2,6万kmだった。

気が付けば1年で沢山走った。
何処までも遠くへ、何よりも沢山いろんな場所に連れていってくれた部品。
思い入れもあるが、いろいろと考えた結果、あっさりと交換する事にした。
(これがポジション沼への入り口であったのを私はまだ知らない)

ショップへ持ち込んだのは日曜日の晩。
2、3週間は帰ってこないかなぁ…と諦め、車体が入院中の間はグランヴェロで遊ぶなどした。
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やはり鉄はふつくしい
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バーテープ等をチェレステに変えるなどした。

そうこうしていると水曜日の晩に「治療終わったよ!」と店長からメールが来る。
え、マジで早くないですか!?と驚くも、あいにく暫くの間夜勤なので翌日に持ち越し。

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嘘でしょ、ホントに付いてて、かっちり綺麗に変速してる‼
ピットが混み合っていた中なのに、やはり店長…恐ろしく仕事が早い。
この場で、改めて感謝申し上げます。

一先ず跨がって走ると、105からアルテグラになった事でシフトの入り具合等は素直に感激する。
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カッくぃ~‼
STIはブラケットが小ぶりになり、左のシフトの巻き込みが少なくなっている。
流石シマノ、玄人に左だけ買わせない対策も施されている。
レバーの形状が同じであれば台座とレバーを入れ換えるのも手か。

一先ず、手が小さかったり、握力が弱い人はSTI、FD、キャリパーと交換すると幸せになれる‼
かもしれない。

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FDは小ぶりになるも、STIとセットだと初期の重たい感触は回避されていた。
また、前作ではフレームによって重たさが変わってしまっていたのが、今回はメーカーが「どんな11sにも対応‼」と歌っていただけにどんなフレームも対応して軽くなっている、らしい。

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店長が最終変速チェックをしている間、シングルピボットと化したRDを眺め、サンツアーが潰れることは無かったんや‼と心で泣いていたのは内緒。
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RDはゴーストなんちゃらと言う物になり、転倒した際の破損を軽減。
また平地番長には関係ないが、SSでもロングアームになった事で30Tまで対応した。
SSだけど、近々32Tとかに変えてみようかな?

ただ、宿命的な物は変わらず、コンパクトギア(50-36)とスプロケット(11-28)ではチェーンが中途半端。
今回はチェーン落ちを気にして1駒減らして貰うも、後にペダリングが重たいのでうんざりしてきてしまう。


そんなワクワクして試走をするも、やはり馴染みが出ていたのであろう、直ぐに悪い部分も見えてきた。
店長に感想を聞かれるも頭の中はいろいろと混乱し、率直な感想を述べられなかった。
この日はブラケットを上気味にセットアップして帰り、仕事後に少し走り込んだ。

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うん…
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…うん…
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うーん…‼

さわり心地がティアグラだろ‼(爆)
(グランヴェロに付いてる)
触り心地は軽量化の代償だけども、プーリーの入り心地は確かなもので確実にかっちり入る。
(前作でもそうだった)

問題点はそこではなく、形が違いすぎる。
ブラケットが前世代よりも小ぶりなので、何処をどうやって握っても以前のような心地よさがない。
(後に長距離を走ったが疲れる感じも…
最近になってガノーの手袋からパールイズミの手袋に変えて、手の痺れが出ていたのもあったが)

ポジショニングが上手くいかないものの、馴れはしたので一眠りしてショップへ行きブラケットを調整する。

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出来上がると、ブラケットは下の方にセットアップ。

可笑しいだろ‼(笑)
今までよりも下方になるってどう言うことだ‼(笑)

「やっぱりアウターの変速が気持ち良くないよ、やっぱりクランクも交換しない?」
と、にこやかに言われるも即座に破産してしまう‼と返して帰宅。
(5800とQファクターが同じなら買うかも…)

※今回、クランクはQファクターが分からなかったので変えてません。
あとキャリパーはBR-9000なので継続。

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個人的な意見を述べさせて貰えるならば、新品だからまた手荒く運転できるよ‼
あと、105は2.6万km走行しても壊れないよ!
(クランク一式、スプロケットは現在も使用していています)

でもって、今度からガノーはアサヒでしか取引しなくなるので手袋どうしよう…沼の予感‼
って事で⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

シマノ RC7 購入

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思わず買ってしまいました。
本命はRC9だったのですが、在庫がなく、カラーも赤しかなかったのでこちらに。

今まで使っていたR171は使用10ヶ月、クリートの交換もまだしていない状態でしたがソールが剥がれたのと割れてしまいました。
先ず爪先が剥がれ、土踏まずの辺りに割れが見られました。

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今回のRC7もソールは瓜二つ。
同じような事がなければ良いのですが、BOA化もされていて各部の耐久度も試されます。
使い心地は良さそうだけどどうなるか、楽しみです。

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アップデート?

新型のアルテグラR-8000が発表されて1ヶ月になりました。
自分の地元のショップでも実機が展示され手に触れられるように、ちゃくちゃくと浸透してきています。

そして触わってみて分かるのが、毎度ながらデュラエースと変わりのない仕上がり。
造形も良くできていて、今回黒ベタポリッシュのデュラエース9100に対してアルテグラ8000は前回同様マットな質感なのですが、メタリックブルーの様なカラーリングでカッコいい感じです。

今回の目玉は大幅なデザインの変更があったRDと思いきやフロントの変速機構(FD)で、この間は105のFD-5801を装着したのですがある程度軽くなったかな?な印象でしたが、やはりSTIとセットで変えないと明確に分からない状態。
105も新型が待たれます。

さて、話は戻ってアルテグラ8000ですが、出来映えはデュラエース9000と変わりを強いて言えば、
デュラエースは冷間鍛造アルミ7075番
アルテグラ・105は冷間鍛造アルミ2014番。
カラーリングで選ぶと言う選択肢があるなら、アルテグラの売り込み的に、低価格で電動にできると言う位置付けと、余り知られてはいませんがQファクターが若干広いのでツーリングコンポ(シマノ600)から少し脱却できたような気がします。
(今回もQファクターが違うのかは調べていないので不明)

個人的な感想で走り書きしてみたけど、FDの効果だけで以前と変わらなかったりして(笑)


話は本題、今まで乗っていた車体は105(5800)で1年間お世話になった訳ですが、最近は各部の動きに遊びが出て来てそろそろ壊れそうです。
(考えてみたら11ヶ月で走行距離2.5万kmで道や天候も選ばず走っていれば各部もへたれてくるか)

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クランクなんてカカトと爪先が擦れて自然と鏡面加工になってます。
このクランクの方がデュラよりデュラだなんて言って笑ってたりするのですが、そろそろ軸も折れないか心配。
ペダルも右側は玉当たりが悪くなってきてる。
BBも少し重たい。

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そんなこんなで暫く自転車を入院させてきました。
早く乗れる日が待ち遠しい。

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少し進化したグラディエトーレ

買ってから半年と経たないでまたしてもボロボロになりつつあるフレームのこちら。
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なにやら何かが生えました。

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長距離でポジションを増やしたいと思い相談したのがことの発端。
給料日にまた来ます!と伝えてから今日までが長かった。
そして、サクサクッと作業してくださった店長には毎度ながら頭が上がりません。
使い心地も上々、試運転でまだ使うなよ!と言われつつも使ってしまったのでお叱りを受けましたとさ(笑)

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うん、良いねぇ~!

夜練コースを昼間に走行

たまにはこんな日もあっても良いだろう。
あれこれと疲れが溜まる仕事も今日は半日で形がつき、午後は夜練に使っているコースを走る事にしてみた。

通いなれた道も街中の場景や日に照らされる空は夜と昼では雲泥の差だ。
そう感じながらワクワクしながら走っていると鴻巣でそれは表れる。

中仙道の左手に老舗らしい風格の建物がサイド商会鴻巣店だ。
今日のところはサイクリングの予定で中を覗く気は端からなく、外から軽く店内を観察すると
中々に品揃えも整っていそうで眺めるだけでも良さそうだ。
「いらっしゃい、甘いジュースもあるよ!」と突然に優しく声が飛んできて見れば、外で店長さんが作業をしていた。
また改めて来ますと告げ様に振れていたリアホイールを「これは一大事だ!」と言わんばかりにガン見されてしまう。

これは腕も良さそうだ。
(3mm程度の振れで10km程度の速度だったのに)

選ばれたのはサンツアーでした。

中古でパーツを買うのだから、どうせならと手を出したサンツアー。
意外にも悪くないです。
気に入ったパーツはヘッド、シートポスト、クランク、RDでした。
ベアリング関係はとても面白いです。
ハブは残念ながら流用には(主にスプロケ)難が付くので現在試行錯誤していますが、上記のパーツは現在取り付けてサイクリングへ向っています。
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RDに至っては、元祖スラントパンタでやはり良い動き。
残念な事と言えばプーリーの在庫と、11s化に伴う互換でプーリーから外れてしまう事がごく稀に。
今回蔵出ししたのはα-5000
ネットで調べると直ぐに出るチェーンの互換ですが、8sが良いとの事でまずは使いました。
隅々まで観察するも、動作環境は良好でした。
どちらかと言えば6sのが良さそうな気もしますが、まず安心して使えそうです。

次いで現在の仕様の10sのチェーン。
こちらも問題なく使えています。
が、やはりRDのケージ内で1度だけ落ちた事がありました。
(チェーンの駒を摘めて解消?)
暫く乗って、この誤魔化しでダメならケージを移植してみます。

まだ不具合は出ていないけど、アウターのチェーンリングの合間に落っこちてしまったりして。

そのクランク側は当初シマノの軸長112mm前後を使用していましたが、Qファクターが開きすぎていて普通に漕ぐのが疲れたので、4種類ほど試してスギノの109mmに落ち着きました。

そんな古いパーツたち。
着飾らないで言うならば、疲れるの一言につきます。
ですが、いじって楽しい、乗って楽しい。
そう、やめられない、止まらない。

旧車をいじってました。

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気が付けば部屋は自転車だらけ。

ブログを書いてない間は走っていないと思われると思いますが、依然として月間1300~1800kmを維持してトレーニングしています。
ただ、甘えから通勤でママチャリを乗らなくなってしまった事。
これは1番響いているようで、ウエイト・パワートレーニングになっていたもので最近はすっかり力が抜けてしまった感じです。
きっと、ロードに泥除けを付けて全天候型になったものならママチャリを手放すでしょう…


さて、これと言った事もないのですが、他に何をしているかと言うと、旧車にのめり込んでしまったので部屋が大変なことになっています。
その数は20台。
今月5月の時点でロード歴9ヶ月。
自転車の台数20台。


これはどうな…
同棲をしていたらこんな事にはならなかったと思いますが、少し断捨離しないとです。

思い返せば、自転車が増える原因になったのは、去年の暮れにコルナゴが乗れなくなってしまったのが発端でした。
パーツが壊れたら乗れない、フレームが折れたら乗れない。
そんな不安から増えていった自転車たち。

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最初はレイダックに手が出ました。
これは小さい頃、家の前の人から2台ボロボロなのを頂いたものの、そのまま棄てられてしまったので乗ることが出来なかった車体。
気が付けばこの車体が6台くらい。

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次いでボトルケージに困る事がないマイル112SE。

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今はグランヴェロに手を付けてしまっている始末。
これもフレームがあと3つ。

BSは飽きたのでそろそろ違うメーカーに手を出してみようと思いつつも、自転車が増えるのも…

そして、中古車と言いつつどれも20、30年前なので分解洗浄したりとイロイロと手が掛かります。
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最近は洗面所がパーツを洗う場所と化しています。
酷いとキッチンで皿を洗う感覚だったり、風呂では背中を流す感じに…
仕舞いにはフレームを塗装し直す迄に至りました。

どんどんと変態になっている模様。
これはいけない。

近頃良くして頂いてる自転車屋の社長さんにも良く言われます。
自転車を綺麗にし過ぎても良くないと。
そう、ヴィンテージパーツになりつつある古いパーツはラベル等にも意味があります。
私も105(1050)のブレーキを洗浄し過ぎてしまい印刷された文字を剥がしてしまいました。
端から見るとまるでバッタ物です。
そんなテカってる綺麗なパーツで良いのならママチャリのパーツやダイアコンペで良い訳で。
(各メーカーを馬鹿にしている訳ではありません)

かといって、錆をそのままにして良いのかと言えばそうでもない。

最近では殆ど聞かなくなった「味」

イロイロとやっていくと、コレがまた奥が深いです。